教員5年目 仕事の向き合い方を考える

おはようございます。夏休み皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?

今日は、勉強会や本でよく耳にする話題について思うことをつらつらと書いてみました。

 教師の働き方問題

一学期の働き方を振り返ってみて、皆さんは毎日何時ごろに退勤できたでしょうか。最近はニュースでも教員の長時間労働がよく取り上げられています。一方でTwitterなどを除くと定時退勤を続けている著名な先生をよくお見掛けします。かく言う私は、正直なところ労働時間をいくらでも書けてしまう派です、、、

Twitterで定時退勤をしている先生方からよくでるキーワードは「エッセンシャル思考」や「イシュー」など。いくらでも仕事が生まれてくる学校の中でより大切な物にしぼって成果を出していくことだと思います。すごく大切な考えだと思うと同時に、ちょっともやもやする自分がいます。30代後半の先生と20代後半の私では、そもそもの経験値も違えば引き出しの数も違います。エッセンシャル思考を唱えて定時退勤をしている先生方も、手あたり次第体当たりをしながら経験と引き出しを増やしていった時期があったのではないかというのが私の考えです。

さて、中堅に足を踏み入れた5年目になりようやく自分の得意や課題が見えてきた私(もっと早くから理解している優秀な方もたくさんいると思います)。もちろん人生のステップ子育てなどで強制的に労働時間を減らしていかねばならないときも来るでしょう。また、やはり教員が「より少ない時間で、より大きい成果をだす」という考えをもつことは必要だと思います。

 自分なりのまとめ

全員が全員、初任から「エッセンシャル思考」「イシュー」なんて言っていたら正直学校現場は面白くないと思う。手あたり次第に試してみて、失敗と成功を繰り返していろんな経験と引き出しを増やしていくからこそ、それぞれの武器をもった素敵な先生が生まれてくるのではないだろうか?でも、持続可能な学校の仕組みにするためには「エッセンシャル思考」の考えも必須。

ベテランは、学校全体の校務について精選を。中堅は、自分の武器を作りながら学級で取り組むことの精選を。若手は、いろんなことにチャレンジしながら経験と引き出しを増やす。学校が真に力を入れるべきことは「子どもの力を伸ばす」ことである。それにつながらない校務や雑務は、ベテラン、中堅でどんどん精選し、若手が授業と学級経営に時間をかけて様々なことにチャレンジできるようしていくことが大切ではないか。

中堅に足を踏み入れた自分は、学級経営&授業でより重要なことに目を向けるフェーズに入ってきたように感じる。まあ、さる先生などご本人に、今度直接質問をぶつけにいきたいと思う。

2 COMMENTS

さとしん

自分もノーマンさんと同じ考えです。

全ての人におすすめできる訳ではありませんが、自分への投資でもあると思います。

「若い時の苦労は買ってでもしろ」と言われるように、若いうちの泥臭く努力した経験が1番自分を成長させてくれたと感じます。

家庭環境の変化によって、全てのリソースを仕事に割けなくなる時が来ても、若い時に自分の基本性能を上げようと努力してきた人は定時退勤が自然とできるようになるのだと思いました。

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nomat0901

さとしんさん、コメントありがとうございます!とても嬉しいです。
そうなんです。いろいろな考えありますが、さとしんさんと同じく自分への投資というのが大きな理由です。この夏はいろいろ好き勝手できる最後の夏かなとも思いますので、精一杯一緒に学んでいけたら嬉しいです!

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